映画感想⑦ クローバーフィールド 60点

映画の説明

「クローバーフィールド」は、2008年に公開されたアメリカ映画であり、ジャンルはモンスター映画です。製作は「ロスト」のJ・J・エイブラムス監督、脚本は「オフィス」のドリュー・ゴダードが手がけています。

物語は、主人公ロブが、恋人ベスを助けるために、友人たちと共にニューヨーク市内を逃げ惑いながら、巨大な怪物との戦いを繰り広げるというものです。特筆すべきは、映画の撮影方法です。主人公たちが撮影したビデオカメラの映像を用いたPOV(Point of View)形式で、ストーリーが進んでいきます。この手法は、ブレアウィッチプロジェクトやRECなどの映画でも使われており、リアリティを追求した映像表現になっています。

魅力

映画の魅力は、何と言ってもその臨場感です。ビデオカメラから見た景色は、まるで自分自身が現場にいるかのような迫力があります。また、恋人を守るために奮闘するロブの姿や、友情や家族愛など、人間ドラマも描かれており、観客の感情を揺さぶります。

しかしながら、POV形式を採用しているため、酔ってしまう人も多いようです。画面が揺れたり、手持ちでの撮影が多いため、観客の目が疲れやすく、一部の人には不快感を与えることもあります。

感想

総合的に見て、「クローバーフィールド」は、臨場感があり、ドキドキ感が味わえるモンスター映画です。
基本的なパニックものの大きな怪獣、小さい怪獣に襲われる展開。軍隊戦うバチバチバトルも見れますし、ある程度は満足できます。

要所要所の愛情や、母親に電話をかける場面は、良い演技で共感しやすかったです。ただ、めちゃ酔います。

正直酔いすぎてあまり映画を楽しめなかったです。終盤なんて、ほとんんど薄目にして見てましたからね。吐きそうで。
僕みたいな三半規管激弱人間は、中盤でふるい落とされました。

POV形式が映画として成り立っているのは、映画関係者さんの多大な努力と配慮でなりたっているんだなぁと実感しました。
POV形式でパニックもの見るなら、本当「REC」を見た方が良いです。
もうほんと。

投稿者 @rongai