これがインプロの一つ目の記事になる。なのでまず、現段階で自分が思う、ショーイングとしてのインプロ(即興で何かを作る)の根本を、言語化していきたいと思う。
基本、このインプロのカテゴリは、今井純氏のワークショップ動画、書籍、キース・ジョンストンの書籍など他様々なインプロのワークショップ、舞台を試しながら、自分なりにインプロに対する認識を捉えていこうという試みを記すものである。
・インプロは、「後ろ向きで歩くようなもの」。先が見えない状態危険を楽しむ事に意味があり、うまくやろうとしない。失敗を楽しむもの。一番大切なことは、「大胆に」「押さえつけられている自分を解放すること」
・自分らしく、自然体でやれば勝手に独創的なものになる。無意識のひらめきや発想は、考えている時より全然凄いぞ。
・ステージ上では、「他者との関係性を作りに行くもの」 うまくいったのは、相手と楽しんでやれたときのこと。
つまらなくなったら、もう一度!「やりたくない人を見たくない」。上手くいかないシーンはすぐにやめたほうがいい。ヒドイシーンをやり続けてると、舞台が怖くなる。楽しんでるフリを続ける。興奮や称賛のために舞台をするのではなく、相手やお客さんと楽しみを共有するためにいる。
舞台とは変化の場所。ドラマとは人間関係の変化。
「演技を一生懸命にやらない」「見ている人を退屈にさせて」。簡単な演技はわかりやすく浅い。分からないから興味深く、難しいから興味深い。
「自分に問題を課す」演劇でもそうだが、シーンやドラマは葛藤から生まれる。そのために、自分に問題を課す。例)憎んでいるなら、近づく。愛しているなら離れる。
「予測のサークル」・・・話の展開として考えられる予測のサークル。基本この範囲内で役者は動かなければ、物語の話が飛びすぎてお客さんが理解できない陳腐なものになる。話の流れみたいなもの。ティルトや、謎がある時には、それに沿ったものを。訳のわからないものに、訳のわからないものを重ねない。序盤に関しては、「予測のサークル」は出来上がっていないため自由に発想ができる。「宇宙人がベンチに座っている」など。
ひらめき
常態化の崩し(影響を与える)
再統合
が舞台上で行われシーンやドラマが作り上げられていく。
1、ひらめき
2、常態化の崩し(影響を与える)
3、再統合