どうもこんにちは、実はね、最近『レミゼ』見に行ったんですよ。初ですよ初。
映画ではちらほら見たことあるんですが、本物の舞台観たことはなく、初めて見に行くことが出来ました。
観る前まで、実際のところどうなのかなぁー、ミュージカルだしなぁーとか思っておりました・・・・
いやぁああああ、面白い。
普通に面白かったですね、ミュージカルは常にリズムがあって、場面や演技力自体へのぐだりや、中だるみが少ないんですよね。もうずっと集中してみてました。
生のオーケストラとか、途中休憩があるおかげで、いつも以上に楽しめましたね。
舞台は二時間半の物語のダイジェストみたいな形で進んでいくんですけど、
なんだかんだ、脳内で映画ストーリー込々で保管するので、泣いちゃいましたね、ええ。
とはいいつつ、物語の速度感も相まって、物語全体の構図が見えましたね。
あ、だから「あぁ無情」なんだと。
一人に対して、しっかり掘り下げられる時間があるわけではないので、それぞれのキャラクターがそれぞれの事情を抱えたまま登場しては、出ていくのです。
偶然同時多発的に展開するストーリーで、観客はおのおのに共感します。
その場面を偶然目撃してしまっているだけなんですよね。
誰かの視点ではなく、言ってしまえば神の視点から、好きなキャラの目線で見れる。
プロセニアムアーチでは、特に「第4の壁」がある形で展開されるのですけど、そもそものこの作品自体が元来持っている性質なんでしょうねこれは。
誰かにとっての無情なのではなく、作品の雰囲気そのものが無情なのかな。
とかとか思っていました。
やっぱ有名なものってなんだかんだ面白いんですね。もっと他のが見たくなりました。
森公美子さんすげぇなと。